出場権を懸けた最終予選のメンバーに選ばれたのは馬瓜ステファニー、山本麻衣(以上トヨタ自動車アンテロープス)、篠崎澪(富士通レッドウェーブ)、西岡里紗(三菱電機コアラーズ)の4選手。オーストラリア、イラン、ウクライナ、タイとの予選ラウンドに臨んだ。
初戦の相手は、これまで1度も勝利したことがないオーストラリア。序盤こそ相手のペースで試合が進むが、徐々に押し返して逆転に成功すると、その後ペースを握って21-15でKO勝利。続くイラン戦は22-4と完勝を収めると、3試合目のウクライナ戦は20-17と接戦を勝ちきり、最終戦のタイ戦は21ー6とKO勝利して予選ラウンド4連勝を果たした。
予選ラウンドを1位で突破した日本は、負ければ終わりとなるトーナメント戦準々決勝でスイスと対戦。立ち上がりから優位に試合を進め、最後に山本のブザービーターが決まって20-13で勝利した。勝てば出場権が確定する準決勝はFIBAランキング1位のフランスと対戦したが、14-15と惜しくも敗れ、3位決定戦に回ることに。
最後の切符を懸けた決戦は、スペインと激突。日本の2ポイントシュートが確率よく決まって先手を奪うが、相手のインサイドアタックを止められず中盤に逆転を許す。それでも1点ずつ得点を挙げて追い上げ、終了間際に篠崎の得点で18-18と同点に追いついて延長戦に突入する。2点先取の延長戦では、山本のフリースローで先制すると、馬瓜のレイアップが決まって20-18で決着。東京五輪への出場権を獲得した。
3位決定戦で延長戦を勝ちきり、最後の最後で東京五輪出場権を獲得した3×3女子日本代表。
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