■ニュースの概要■ 2021年10月11日、中央日報が伝えたところによると、韓国女子ショートトラック競技のスター選手・シム・ソクヒ(24)に対し、オリンピック競技中における不正疑惑が提起されたことが分かった。2018年の平昌冬季五輪に参加したシム・ソクヒ選手が、競技前に代表チームのコーチAと交わしたとされるスマートフォンのメッセージのスクリーンショットを、芸能メディア・ディスパッチが入手し今月8日に公開した。このメッセージのやりとりには「ブラッドバリーを作ろう」という文章が出てくる。オーストラリア代表の男子ショートトラック、スティーブン・ブラッドバリー選手は、2002年のソルトレークシティー冬季五輪・男子1000メートル競技において、5人中の5位で最後尾を滑走していたが、ゴール直前のカーブで先行する4人の選手全員が連鎖的に衝突し転倒すると、ブラッドバリー選手は棚ぼた式に1位でゴールし、金メダルを獲得した。「ブラッドバリーを作ろう」という表現には、韓国選手の1人が先行する他国の有力選手を故意に転倒させることで、別の韓国選手を勝たせようとする意味が込められているように見える。実際、その後行われた平昌冬季五輪女子1000メートル競技では、レース中盤に4位で滑走中のシム・ソクヒ選手は3位のイタリア選手と競り合った際、5位の韓国選手Bと衝突し転倒した。だがレース中に、もしシム・ソクヒ選手が3位のイタリア選手を巻き込んで転倒させていれば、チームメイトの韓国選手Bは3位になっていたかも知れないのだ。一方、朝鮮日報はこれとは全く別の見方を提起している。問題のシム・ソクヒ選手には、韓国代表Bとの不仲説が浮上しているからだ。朝鮮日報は「ブラッドバリーを作ろう」は「故意のレース潰し」を意味し、韓国代表B選手を負けさせようと意図したものだと推定している。実際、シム・ソクヒ選手は、別のショートトラック種目で「韓国代表Bより、中国の選手を応援した」「B選手の負けは性格が出た」とコーチAにメッセージを送ったとされる。また問題の衝突・転倒のあったレース後には、コーチAは、「これでスッキリしただろう。最高だったな」「オレが審判だったら、Bを失格にしていた」とメッセージを送り、これに対しシム・ソクヒ選手は「フフフ」と肯定的に回答していたとされる。いずれにせよ、シム・ソクヒ選手には、純粋な実力勝負とは別の、何か不純な意図を持って、五輪競技中に不正を行った可能性があるのだ。なお、シム・ソクヒ選手は、3000メートル・リレー種目において2014年のソチ、2018年の平昌を2連覇し、金メダルを2つ獲得したスター選手だ。こうしたシム・ソクヒ選手の不正疑惑が韓国国内で大きな波紋を呼ぶと、大韓スケート連盟の関係者は「事案が複雑なため状況を把握するのに時間がかかっているが、数日以内に連盟の立場を明らかにする」「他の選手らの心理的な安定のため、暫定的にシム・ソクヒ選手を代表から外した」と明らかにした。来年2月から開催される2022北京冬季オリンピックにも影響するものと見られ、チーム力の低下のみならず、出場選手枠の縮小など、韓国代表チームには何らかのペナルティーが課せられる可能性もあるだろう。
引用・参考:https://www.joongang.co.kr/article/25013697
https://www.chosun.com/sports/sports_general/2021/10/09/NIHO4UPVGFA6LKLPEZBRRJOPKA/
https://www.chosun.com/sports/sports_general/2021/03/19/CTIV6D2X7RDCBNZD4P5QW42JSY/
■ニュースに対する反応■ こうした報道が大手ポータルサイト・ネイバーに掲載されると、韓国国民から以下のような反応が見られました。「最初はシム・ソクヒが可哀想な人かと思ったが、コーチとのメッセージで、チームメイトの悪口を言うのを見ていたら考えが変わった。シム・ソクヒは不正をしそうな人です」「我が国の選手たちへの応援もできず、中国の選手を応援しているようでは、シム・ソクヒは信頼のできる人ではないようだね」「国が動いて、シム・ソクヒを永久除名にし、メダルを剥奪すべきではないのか!」また、こうした報道に対し、日本のネット市民からは以下のような反応が見られました。「この国の選手がやると、スポーツは全く別のもの、腹黒いものになるようだね。サッカーもそのようだ」「スポーツマンシップと言う言葉が存在しない国だからね」「ビデオ判定でも故意かどうか分かりにくいのだから、今後のオリンピックでも被害者が発生すると思うよ」「ショートトラックは、猫が相手をあの手この手で出し抜いて餌を奪い合うような狡賢い競技に見える。オリンピック種目としては廃止した方がよいのではないかと思う」「不正や反則をしてまで勝ちやメダルに拘るような国は、スポーツへの参加資格などありません」「韓国さんには、スポーツ界から退場して貰った方が良いね」
今回のテーマは「韓国五輪代表選手に、レース妨害の不正疑惑? 北京五輪にも影響か」でした。なお韓国と言えば、パラリンピックの国際大会で、健常者が視覚障害があるかのように装って不正に出場した事件が記憶に新しいようです。この事案は、韓国国内では、該当の監督・選手らがメダル報奨金を不正に需給した刑事事件として裁判が行われていますが、未だに判決は出ておらず、不正に獲得した数十個のメダルも返上されていないようです。もし、韓国が国際パラリンピック委員会にこの事実を報告し、メダルを返上していたら、東京パラリンピックでの出場枠が減らされたり、参加自体が禁止されていたかも知れません。また、世界には米国発の流行語「Don’t Korea(韓国するな!)」という言葉があるようです。これは2014年の仁川アジア大会で、バドミントンでの空調問題、レスリング、ボクシング、サッカーでの判定問題など数々の疑惑が提起されて以降、不正をするなという意味で使われているようです。このように世界は韓国の不正疑惑に対して怒り、改善を求めているようですが、韓国は一向に意に介していないようです。今韓国では、先日オックスフォード英語辞典に「キムパ」「マンファ」などのK単語が収録されたと浮かれているようですが、そんな場合ではないことをもっと自覚してほしいものです。以上、甘井香織がナビゲートいたしました。みなさんは、どう感じられましたか?
引用・参考:https://news.naver.com/main/read.naver?m_view=1&oid=025&aid=0003141236
https://japanese.joins.com/articleComment?aid=283723&refer=japanese.joins.com%2Farticle%2Fj_article.php%3Faid
https://news.yahoo.co.jp/articles/55a526229123ad0db349043dbf7a41eb6afdd284/comments
https://www.chosun.com/national/incident/2020/12/01/6V4UDPTMINGEBCBFJE6YBD25RM/
https://www.seoul.co.kr/news/newsView.php?id=20201201500142
https://www.zakzak.co.jp/sports/etc_sports/news/20141012/spo1410121055002-n1.htm
http://www.segye.com/newsView/20211006511208
■使用楽曲提供:
「甘茶の音楽工房」様 https://amachamusic.chagasi.com/
「ミュージックノート」様 http://www.music-note.jp/bgm/
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