韓国メディア ― ロシアのキムヨナ、世界記録を連発 ― 北京冬季オリンピックの金メダル最有力候補、カミラ・ワリエワ選手(16)

■ニュースの概要■  2022年1月21日、韓国メディアらが、ロシア女子フィギュア・スケート界の、カミラ・ワリエワ選手(16)を紹介し「ロシアのキムヨナ」と表現したことが分かった。ワリエワ選手は、5種類の4回転ジャンプとトリプル・アクセル(3.5回転ジャンプ)を駆使し、全てのジャンプで両手を上空に掲げた美しい「タノ」姿勢を披露するなど、高い芸術性と技術力を兼ね備えた逸材だ。ジュニア時代から、出場するたびに記録を塗り替えるなど、大変注目されてきたが、シニアに転向後も、世界大会で次々と優勝を重ね、2021・GPS(グランプリ・ファイナル・シリーズ)カナダ大会では、フリー180.89、総合265.08の高得点をマークし、現在、世界最高記録保持者となっている。当然、北京冬季オリンピック大会の金メダル最有力候補として期待されている。ワリエワ選手は世界のメディアから「新記録製造機」「ロシアが生んだ最高傑作」と賞賛され、ロシア国内では「絶望」の異名を持つ。「絶望」は文字通り、他の選手が「絶対に勝てない」と嘆き諦め絶望するところからきているという。一方、韓国メディア・中央日報はワリエワ選手を「ロシアのキムヨナ」、ソウル新聞は「ロシアのヨナ神」と表現して、物議を醸している。キム・ヨナ選手は2010年バンクーバー・オリンピックで金メダルを獲得したことで有名であるが、4回転ジャンプはおろか、トリプル・アクセルにも成功したことがない。もちろんワリエワ選手とは全くタイプの異なる選手だ。
引用・参考:https://www.joongang.co.kr/article/25042484
https://www.seoul.co.kr/news/newsView.php?id=20220118026007
https://www.seoul.co.kr/news/newsView.php?id=20211226500023

フィギュア大国ロシアが生んだ最高傑作、ワリエワ。その異名は“絶望”、他の選手が「絶対に勝てない」と意気消沈

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■ニュースに対する日本の反応■ こうした記事の日本語版が掲載されると、日本のネット市民から以下のような意見が寄せられました。「ロシアのキムヨナって、どれだけ韓国メディアらは上から目線なんだ?」「ワリエワは歴代の中でも、比類なき質の高いジャンプを安定して跳ぶ選手。柔軟性、芸術性も高い。そのワリエワに対して“ロシアのキムヨナ”とは、流石に笑うしかない。キムヨナ自身も比べられたら相当に恥ずかしいはず…」「ワリエワとキム・ヨナの共通点が皆無です。韓国メディアはワリエワの演技を観たことがないのかな?」「ワリエワ選手は、ロシアのカタリーナ・ビットと呼ばれたら、光栄に感じるだろうね」「トリプルアクセルも飛べず、3回転ジャンプだけ。キムヨナは今の採点基準からすると表彰台も無理でしょう」「他国の有望な選手をつかまえて冒涜する行為は、絶対に止めていただきたい」「キムヨナの演技はSNS動画で見られますが、よくあの演技で金メダルがもらえたものだと唖然とします。意欲的な挑戦もありませんしね」「キム・ヨナは顔芸だけの選手です」「12年も前のメダリストをいまだに持ち出さざるを得ないのが低迷する韓国フィギュア・スケートの現状です。あれから世界は大きく進化しているのに…」「韓国では常にキム・ヨナの名前を出すけど、彼女が有名なのは韓国の中だけです。当時、ロシアとか世界で尊敬を集めた選手はトリプル・アクセルが得意だった浅田真央さんです」「韓国の選手はどの種目でもマナーの悪さには定評があります。そんなのに例えられたら、さすがにワリエワ選手がかわいそう」「ずいぶん調子がいいな。ロシアのソトニコワ選手に攻撃・批判など、あんなに酷いことをしておいて」「お隣は、羽生結弦選手を男子のキムヨナとか表現する国ですから…」「比喩が強引過ぎて、ワロタ」「そのうちワリエワは、韓国生まれだとか言い出しそう」

今回のテーマは「韓国メディア、ロシアのキムヨナ、世界記録を連発。北京冬季五輪の金メダル最有力候補!」でした。さてキム・ヨナ選手の実力には賛否両論があるようです。むしろ世界的には、体の硬さ、回転不足など批判的な意見が多く、彼女の演技に対する判定も不自然に高得点であったことから疑惑の目が向けられていました。なお中央日報は、来月4日から開幕する北京冬季オリンピックで世界的に有名な時計メーカー・オメガ社が開発した新システム「モーションセンサ」と「位置検出システム」がフュギュア・スケート種目に導入されると報じました。リンク周辺に設置された6台のカメラにより選手の位置を詳細に追跡し、視聴者に対してジャンプの軌道、高さ、飛距離、滞空時間などの情報を随時提供するとのことです。これを見れば、ジャンプの回転不足やロングエッジ(エッジエラー)の判定もより容易となります。採点にも積極的に活用されれば、より公平な判定が可能になり、不可解な判定が減ると思われます。キム・ヨナ選手の現役時代に、この技術がなかったことは、彼女にとってとても幸運だったのかも知れません。以上、甘井香織がナビゲートいたしました。みなさんは、どう感じられましたか?
引用・参考:https://news.yahoo.co.jp/articles/fdab97c4b57e77c91333ee4ae78e3a5beb537bcd/comments
https://www.sankei.com/article/20170206-5DMQDCYWGJOPXJIKA24MA7L2EY/
http://iluvsk8.blog.fc2.com/blog-entry-235.html
https://www.asagei.com/excerpt/19508

■使用楽曲提供:
「甘茶の音楽工房」様 https://amachamusic.chagasi.com/
「ミュージックノート」様 http://www.music-note.jp/bgm/

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