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2014年ソチ五輪のスキー距離で、1人のコーチの行動が称えられました!!
地元ロシアのガファロフ選手が転倒し、
スキー板が破損。
その場を見ていたカナダのコーチが
自分の持つスキー板を提供したのです!!
ライバルを助ける姿勢には
「五輪精神を体現するヒーロー」
と称賛する声もあがりました!!
2月11日に行われた男子スプリント・フリーでのひとコマ・・・。
アントン・ガファロフ(ロシア)選手は準決勝を戦っていました。
それは突然の出来事でした。
ヘアピンカーブに猛スピードで突入して転び、左足のスキー板が折れた・・・。
それでも、壊れたスキーのまま足を引きずりながら
ゴールへ向かおうとしたガファロフ選手に、
カナダのジャスティン・ワズワースコーチが駆け寄った・・・。
自国選手のために用意していたスキー板を履かせたのです・・・。
カナダやロシアの地元紙などによると、
ガファロフ選手は、
「転んで何も考えられなかった。」
とぼうぜんとした状態だったといいます。
「とにかくゴールまで行きたかった。だれかが助けてくれた。」
と無我夢中に走ったというのです・・・。
トップから3分近く遅れて最下位でゴールしたのですが、
ガファロフ選手を観客は大歓声で迎えました。
自身も五輪選手だったジャスティンコーチ。
「ゴールまで走りきって欲しかった。」
気遣いがメダルの色とは違う、五輪の輝きを放った瞬間でした!!