国際オリンピック派遣選手応援歌(走れ大地を)
斎藤龍/作詞、山田耕筰/作・編曲
中野忠晴/唄
山田耕筰/指揮、コロムビア吹奏楽団Columbia 26963, 1932年5月
1932(昭和7)年に開催された、ロサンゼルスオリンピックに出場する選手の応援歌です。
東京・大阪の朝日新聞が応援歌を公募し、当時17歳だった斎藤龍氏の歌詞が採用され、山田耕筰氏が曲をつけました。
この大会で日本勢は、男子競泳で5種目を制覇、当時花形競技だった馬術で金など、金7、銀7、銅4の合計18個のメダルを獲得しました。
このレコードは開会2ヶ月前に発売され、日本人選手の躍進もあって売り上げはよく、1936年のベルリン大会でも再発されたそうです。
この大会で日本女子は金を獲得できませんでしたが、次のベルリン大会で、前畑秀子選手が200m平泳ぎで日本人女子初のオリンピック金メダルを獲得しました。