北京オリンピックの公式アプリに情報漏洩の懸念があることを受け、松野官房長官はパラリンピックに参加する日本選手団全員にレンタルのスマートフォンを配布する方針を示しました。
松野官房長官:「北京冬季大会の専用アプリに関してはこれまでも脆弱性等が報道されており、引き続き政府としては日本選手団の情報セキュリティーの確保について万全を期してまいりたいと考えております」
北京オリンピックでは選手や関係者に健康アプリのインストールが義務付けられています。
これについてアメリカの専門家は、中国当局による情報の抜き取りなどの懸念を指摘しています。
そのため日本政府はパラリンピックに参加する日本選手団全員にレンタルのスマートフォンを配布することを決めました。
また、オリンピックに参加している選手らには、帰国する際にアプリを削除するよう求めています。
そのうえで、帰国後に本人の同意を得て専門家による検査を実施し、必要な場合は端末の初期化やウイルス対策ソフトを導入するとしています。
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