東京五輪 競技解説動画～スポーツクライミング編

スポーツクライミングの源流は登山だ。頂上を目指す手段の一つとして、岩壁を登る技術が発展した。やがて、山頂を踏むことではなく、壁を登ること自体を楽しむ「ロッククライミング」が欧州で生まれた。様々な道具を駆使する登り方がある一方で、１９７０年代、道具の使用は安全確保のための最小限とし、体一つで登る「フリークライミング」が欧米で広まった。８０年代にはクライミング用の人工壁も登場し、競技として進化。８９年、ワールドカップ（Ｗ杯）が初開催された。