聴覚に障害のある選手の“オリンピック”にあたる「デフリンピック」。3年後の大会を日本に招致する活動について、室伏スポーツ庁長官は、「大会が開かれることは素晴らしいこと」として支援したい意向を示しました。
室伏長官「共生社会という実現の上でも、大変意義があることだと思います。(日本で)大会が開かれるということになれば素晴らしいことだと思います」
6日、定例会見で室伏スポーツ庁長官は、デフリンピックの日本招致について支援する意向を示しました。
パラリンピックには聴覚障害の枠がなく、「デフリンピック」は、聴覚に障害のある選手にとって最大の世界的なスポーツ大会です。次の開催地は今年9月にオーストリアで開かれる国際ろう者スポーツ委員会の総会で決まる予定で、日本での開催が決まれば、初めてとなります。
また、先月行われたブラジル大会で、日本選手団で新型コロナウイルスの感染者が確認されたため全競技・全試合の出場が辞退されたことについて、「かわいそうな残念な状況で、選手が前向きになってもらえるように応援していかないといけない」と述べました。
(2022年6月6日放送)
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