「まだ外す気になれない」「強制ないのはうれしい」スポーツジムで着用は必要か高まる「脱マスク論争」“高地トレ”ジムでは体への負担も…(静岡県)

長引くマスク生活…夏を迎えるにあたり、「脱マスク論争」が高まっています。こうした中、屋内のスポーツ施設ではマスク装着を義務とするか、対応が割れています。
静岡市清水区にあるスポーツジムです。

<エニタイムフィットネス清水大手店 日吉恵美さん>
「24時間営業のジムで、マシンの種類は20種類以上あります」
<Q感染対策は>
「マシンとマシンの間にパーテーションを置かせていただいているのと、ご利用していただいた後に除菌シートを使っていただいて、肌が触れた部分はすべて拭いていただくようにお願いしています」

 新型コロナウイルスの感染拡大が落ち着き、利用者が少しずつ増えている中でも、感染対策を徹底しています。

<エニタイムフィットネス清水大手店 日吉恵美さん>
「運動中も基本的には鼻までマスクを覆っていただくようにお願いをしておりまして、飲み物を飲むときだけずらしたりちょっと外したりを呼びかけています」

「顎マスク」や「鼻マスク」をしている人がいれば、スタッフが声をかけることもあるといいます。

<利用者>
「感染リスクは他の場所よりもあると思うので、マスクはつけていないといけないなと思います」「マスク外してもいいですよというニュースも聞くんですけど、ちょっとまだ完全に新型コロナが終息しない限りは外す気にはなれないかな」

マスクをしながらの過度な運動は、熱中症の恐れもあることから適度な運動強度とこまめな水分補給を呼びかけています。
 
静岡市葵区にある高地トレーニングのフィットネス。低酸素の環境で歩いたり、走ったりすることができます。酸素が薄い状態でのトレーニングは、体に大きな負担がかかるため、利用者には運動中のマスクの着用を義務としていません。

<DOPE静岡店 鳥羽洋史 店長>
「強度を上げていくタイミングではマスクを自主的に外して、またつけてという形をとっています」

<利用者>
「マスクをつけるととても息がしづらいし標高が高い状態に設定されているのでもっと息がしづらくなっちゃうので、(マスクの強制がないのは)うれしいです」

ただ、自主的にマスクを着けている人も多く、適宜、スタッフが利用者の体調管理をしています。

<UPDOPE静岡店 鳥羽洋史 店長>
「マスクがあって運動が楽になるという方はいらっしゃらないので」「中学生高校生で将来活躍するような選手が出てほしいですし、そのための応援の1つとして、マスクを絶対しなきゃいけないというのはちょっと違う気がするんですよね」

コロナ禍で迎える3度目の夏…「脱マスク論争」が高まる中、屋内のスポーツ施設では難しい判断が求められています。

LIVEしずおか 5月20日

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