【圧巻ハット!!】古橋亨梧が世界に衝撃を与えた鮮烈のホームデビュー
#古橋亨梧 #日本代表
古橋はJリーグや日本代表での活躍が認められ、今年7月にヴィッセル神戸からセルティックに完全移籍。7月31日の第1節ハーツ戦でデビューを果たすと、ヨーロッパリーグ予選のFKヤブロネツ戦で初ゴールを記録した。デビュー2戦目でいきなり結果を残した古橋は、第2節でリーグ初先発のチャンスが回ってくる。
古橋はホームの観客に初お披露目となったこの試合に、CFとして先発出場。そして、いきなりこの起用に応える。20分、右サイドを抜け出したリエル・アバダが中央にグラウンダーのパスを供給。中央に走り込んできた古橋がダイレクトで合わせてゴールネットを揺らした。さらにその5分後、今度は左サイドをライアン・クリスティーが突破しグラウンダーのパスを供給。またも古橋が飛び込んでダイレクトで決めた。
前半だけで2ゴールを奪った古橋はこれだけでは終わらなかった。67分、クリスティーのスルーパスに反応した古橋が右足で上手くボールを浮かせ、ゴールネットを揺らした。その直後に古橋は交代となったが、ホームデビュー戦でハットトリックを記録するという鮮烈デビューとなった。ハットトリックを達成した古橋はこの試合のマン・オブ・ザ・マッチ(MVP)に選出されている。
古橋の3ゴール全ては自身が得意とする形だ。スピードと瞬発力が持ち味の古橋は、サイドからのボールに対して、走り込みながらダイレクトでシュートを決めた。後ろから走り込んできた古橋を捕まえられるDFはほとんどいない。この形は、古橋が得意とするプレーの一つだ。
3ゴール目も古橋の特徴が出たプレー。抜群の瞬発力を誇る古橋は裏への抜け出しが得意だ。相手の一瞬の隙を逃さず、スペースへ走り込んだ古橋はスピードを上げ一気にゴール前に。そこに絶妙なスルーパスが来て、あとは古橋の決定力が活きた。GKの動きを見ると、上手くボールを浮かしゴールネットを揺らした。古橋のテクニック、スピード、好判断など色々な要素が詰まったゴールとなった。
セルティックは結局6−0の勝利で、今季リーグ戦初勝利を記録した。古橋はいきなりハットトリックで自身の実力が欧州でも通用することを証明。今後のゴール量産に期待がかかる。