「和牛のオリンピック」と呼ばれる全国和牛能力共進会、「全共」が6日開幕しました。
いよいよ開幕した全共。鹿児島県霧島市の会場で6日午前、開会式が行われました。
鹿児島が舞台となる今回は、過去最多となる41道府県から約440頭の和牛が出品されます。
24頭を出品する鹿児島代表は青いユニホームをまとい、一番最後に堂々と入場行進しました。
そして出品者を代表して鹿屋市の森義之さんが力強く宣誓しました。
出品者代表・森義之さん
「和牛こそ我が人生と、人生を懸けた全出品者と輝きを放ち続けることをここに誓います」
大会初日の6日は、全国の高校や農業大学校24校による「特別区」と呼ばれる部門の審査が行われました。
鹿児島代表は曽於高校の「しえな」号です。
特別区は、牛の体形などの審査に加え、和牛生産に関する取り組み発表の2つを総合的に評価します。
観覧席が満席となり、独特の緊張感が漂う中、曽於高校の生徒たちは「しえな」号と全共の舞台に臨んでいました。
曽於高校3年・矢野輝星さん
「今までにないほど緊張したり、自分にとって高校生活最後の思い出と仲間の大切さを知れたよい機会」
特別区の審査結果は8日に発表されます。
全共鹿児島大会は10日までの日程で、7日は高校生などによる牛の目利き審査の競技が行われます。
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