２０３０年冬のオリンピック・パラリンピック開催を目指す札幌市。２７日招致に向けたスローガンが決まり、発表されました。
「スローガンはこちら！『世界が驚く、冬にしよう。』に決定しました！」
２７日札幌市は２０３０年冬の開催を目指すオリンピック・パラリンピックの招致スローガンを発表しました。
大学生などでつくられるワーキンググループが３つの最終候補を決定。
１万５０００を超える市民からの投票の結果「世界が驚く、冬にしよう。」が選ばれました。
札幌市まちづくり若者実行委員会毛利迅さん「人を驚かせる感動させるのは難しいこと。変えていく、変える、ここに本気」
招致応援大使原田雅彦さん「札幌市の未来が詰まっていると思います。本当にいいものが出来たと思います。」
一方、スローガン発表前に開かれた会議では招致に対して危機感を抱く声も上がりました。
ＪＯＣ山下泰裕会長「オリンピック、パラリンピックのイメージが大きく損なわれている」
プロモーション委員会荒井優衆院議員「今回の事案に対するスポーツ界の対応が遅かった」
いまも捜査が進む東京オリンピックをめぐる汚職事件これまでに組織委員会の元理事ら１２人が逮捕されました。
招致活動へ逆風が吹くなか秋元市長はー
秋元市長「クリーンな大会にどうしていくのか、そういう意味での大会そのものの運営を変えていくということ」
５８年振り２回目の開催を目指す札幌、市民のなかではいまも意見が分かれています。
札幌市民「賛成です」「オリンピックが札幌に来るということは嬉しいこと」「あまりにも金銭的な問題があるために自分としては賛成できないなと思っています。」
２０３０年冬のオリンピック・パラリンピックの開催地は来年３月に内定したあと秋に開催予定のＩＯＣ総会で正式に決まる見込みです。
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