W杯グループリーグ第3戦で、日本は強豪スペインを2対1で下し、歴史的快挙を成し遂げました。東海地方もおおいに盛り上がりました。
「号外です!」
快挙を伝える2日朝の号外。“無敵艦隊”と称される、優勝候補「スペイン」チームに勝利した日本チームの快挙を伝えます。スペインはFIFAランク7位、日本は24位、格上チームを破った喜びは名古屋でも爆発。
(街の人)
「めちゃくちゃ興奮しましたね。まさか勝とは思っていなかったので」
(街の人)
「これから仕事」
Q.寝不足ですか?
「そんなことないです。これで目が覚めました!」
三重県四日市市にある、FWの浅野拓磨(あさの・たくま)選手の兄、将輝さんが経営するバー。試合前から地元の人たち15人ほどが集結。
(客)
「めちゃくちゃ気合入っています。(浅野選手は)地元の星なんで。やっぱり点を決めてほしい」
一方、名古屋市中区にあるスポーツバー。
(記者)
「午前3時半で、外はかなり寒くなっていますが、会場の中はものすごい熱気に包まれています」
その名も「スポーツファンの溜まりバー」。70人以上が世紀の一戦を前に集結!
(サポーター)
「歴史を刻む瞬間を見にきました」
「頑張れ日本!」
一方、こちらの男性はコスタリカ戦での森保監督の采配に、まだ納得がいっていないようで…
(サポーター)
「監督もターンオーバーすればよかったのでは?1戦目のような思い切った采配を期待します」
そして午前4時。キックオフ!
(記者)
「サッカーワールドカップ第3戦。運命のスペイン戦が始まりました。浅野選手の兄、将輝さんも試合を見守ります」
試合は前半11分に動きます。スペインが先制。そのまま試合は日本1点ビハインドで前半を折り返すことに。
(サポーター)
「1-0だったら全然まだいけます!」
「日本はこういう時に強いんで」
三重・四日市市の、浅野選手のお兄さんのバーでも…
(サポーター)
「2点決めてくれると思います」
そして後半開始3分、やってくれました。堂安選手の豪快なミドルシュートで同点に追いつきます。
さらにその3分後…
ゴールラインギリギリのところから、三苫選手がけった折り返しのボールは、ラインを越えていたかと思いきや、VARでの判定になり、日本に女神がほほ笑みました!ボールはピッチ内にぎりぎり入っていたのです!
(サポーター)
「よっしゃーーーーー」「おおおおおおおお」
決めたのは田中碧選手でした。
(記者)
「2-1と日本が逆転。名古屋の会場はとんでもない騒ぎとなっています」
三重・四日市市のバーの応援団もまさに「ワンチーム」。
後半17分には、浅野拓磨選手が投入されました。
「浅野!!浅野!!」
浅野コールが響き渡ります。しびれる展開…アディショナルタイムは…7分。我慢のサッカー…日本はそのままリードを守り切りました!
「いま試合終了!歴史的勝利に会場はとてつもない盛り上がりを見せています」
またもやサムライブルーが躍動。歴史的大勝利に歓喜の輪が広がりました!
浅野選手の兄、将輝さんが胴上げされます。
(サポーター)
「早起きして見にきて本当によかった。興奮が止まらない」
「コスタリカに負けたからこそ、より喜べた」
浅野選手の兄・将輝さんは…
(浅野選手の兄 将輝さん)
「FWからのディフェンスは、サッカオの守りでも大事なプレーなので、きょうはチームに貢献していたと思う。自分でゴールを決めてもらいたい」
日本のグループリーグ1位通過は、2002年の日韓大会以来2回目です。
次は決勝トーナメントで12月6日の午前0時、クロアチアとの一戦!
(サポーター)
「もうすぐ仕事ですけれど全然頑張れます」
コスタリカ戦の森保監督の采配には、納得いかなかったと言っていた男性は点は…
(サポーター)
「きょうのもり森保監督はナイス采配でした。やっぱりこれが本来の森保さんじゃないかと」
詳細は NEWS DIG でも!↓
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/cbc/220348