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【歴史的な一戦】日本vsベルギー 世界に衝撃を与える日本代表!2018 W杯 HD 1080p
2002年、2010年に続いて3度目のベスト16に進出した日本は、8強入りをかけた一戦に先発メンバーをグループステージ最初の2試合と同じ顔触れを揃えました。
一方のベルギーは8強入りした2014年大会に続いての16強の舞台に、センターバック一人を除いて、快勝したグループステージの1、2戦と同じメンバーを起用。そのうちFWロメル・ルカク選手、エデン・アザール選手、ケビン・デ・ブルイネ選手ら8人はグループステージ最終のイングランド戦(1-0)をベンチで過ごして休養十分でピッチに戻ってきました。
試合開始早々に香川真司選手が相手クリアボールを拾ってシュートで相手ゴールを脅かし、10分後には香川選手-乾選手のホットラインから、ゴール前に走り込んだ原口選手にクロスを送る場面を作ります。
しかし15分を過ぎると、ベルギーが徐々に日本ゴールに迫る場面が増えます。17分には右クロスを受けたルカク選手に振り向きざまにシュートを打たれ、25分にも右サイドからルカク選手にボールが出ます。
その2分後にもアザール選手に左から鋭いシュートを打たれ、36分にはアザール選手のシュートのリバウンドに反応したアクセル・ビツェル選手が日本ゴールを脅かします。日本は苦しい時間帯が続きますが、吉田麻也選手や昌子源選手ら守備陣を中心に、相手の攻撃をしのぎます。
苦しい展開ながらも得点機会を探る日本は、31分に香川選手のパスを受けた長友佑都選手がクロスを入れ、乾選手がヘディングで合わせますが、相手GKティボー・クルトワ選手に阻まれます。前半終了間際には、長友選手の低いクロスに大迫勇也選手がゴール前で合わせますが、ゴールには至らず、前半を0-0で折り返します。
しかし後半早々、試合が動きます。
48分、乾選手のパスを受けた柴崎岳選手が出したスルーパスを原口選手が受けてペナルティエリアに切り込むと相手DFをかわして右足を振り抜き、先制を奪いました。
ベルギーはすぐに反撃を仕掛け、この直後にアザール選手が右ポストを直撃する場面を作ります。
しかし、日本は先制から4分後、相手クリアボールを拾った香川選手が乾選手へパスを送ると、乾選手は右へ切り替えし、ミドルレンジから狙い澄ました一撃をゴール右隅へ突き刺し、日本は2-0リードを奪いました。
2点ビハインドで少し動きに陰りの出たベルギーでしたが、65分にナセル・シャドリ選手とアルマン・フェライニ選手をベンチから送りだすと、再び攻撃が活性化。トマス・ムニエ選手を中心とした右サイドからの仕掛けが増えます。
すると71分、ベルギーの右CKの流れから乾選手のクリアボールが高く上がったところを、ヤン・フェルトンヘン選手にヘディングで合わされ、クロス気味のボールがそのまま川島選手の手の先を抜けてゴール右へ入り、1点を返されます。
これで勢いづいたベルギーは再び攻撃を畳み掛け、73分には日本のCKからカウンターで攻め上がり、最後はアザール選手のパスを受けたデブルイネ選手がシュート。これを昌子選手がブロックして日本はCKに逃れます。
しかし、このCKの流れからアザール選手のクロスにフェライニ選手が頭で合わせて得点。2-2に追いついかれてしまいます。
均衡を破りたい日本は、75分に香川選手のパスを受けた乾選手がシュートを放ちますが、相手DFに阻止されます。
81分には原口選手に代えて本田圭佑選手、柴崎選手に代えて山口蛍選手を投入。その3分後には香川選手のパスに本田選手がゴールに迫る場面を作ります。
ベルギーも86分にシャドリ選手とルカク選手の相次ぐシュートで日本ゴールを脅かしますが、川島選手が素晴らしい反応をみせて好セーブを連発。川島選手は、その1分後にもフェライニ選手のミドルシュートを阻止してゴールを死守します。
延長戦の色合いが濃くなって来たアディショナルタイム2分、日本はFKのチャンスに本田選手が左足で直接ゴール左を狙うキックを見せますが、GKクルトワ選手がクリアしてCKになります。そのCK後のプレーが明暗を分けました。
CKのボールをキャッチしたGKからベルギーはカウンターを展開。デブルイネ選手がドリブルで持ち上がり、パスを受けたムニエ選手が右サイドからクロスを入れると、ニアサイドでDFを引き付けたルカク選手がスルー。ファーサイドに顔を出したシャドリ選手がゴールに決勝ゴールを流し込みました。
この直後に試合終了の笛が鳴り、日本は2-3で終了。今回も16強の壁を破ることはできませんでした。